arisaです。
今日は、わたしの職業「臨床工学技士」とは
何かを紹介していきたいと思います。
まず本題に入る前に。。。
みなさんは病院で働いている医療スタッフの職種で
思い浮かべるものはなんですか⁇
医師、看護師、薬剤師などが挙げられますね。
最近ではコロナの影響もあって
呼吸器やECMOなどの機械の紹介とともに
テレビなどで取り上げられますが
まだまだ知名度が低い職種です。。。
では本題に入っていきましょう‼︎
臨床工学技士(CE:Clinical Engineer)とは
臨床工学技士法(1987年5月制定)では、次のように定義されています。
厚生労働大臣の免許を受けて、臨床工学技士の名称を用いて、医師の指示の下に、
生命維持管理装置の操作及び保守点検を行うことを業とする者をいう。
医学と工学の知識を合わせ持った医療職種で
医療機器の操作や保守点検を行っている縁の下の力持ちです‼
医療の高度化により、病院には多種多様な医療機器があります。
それらの機器が適正に扱えるようにサポートするために、
さまざまな領域で臨床工学技士が活躍しています。
臨床工学技士の需要はまだまだ増える可能性が予想されています。
業務内容
就職する病院・クリニックの規模によって
業務内容は大きく変わります。
具体的には次のものが挙げられます。
- 医療機器管理業務
- 呼吸治療業務
- 血液浄化業務
- 手術室業務
- 集中治療室業務
- 心血管カテーテル業務
- ペースメーカー/ICD業務
- 人工心肺業務
- 高気圧酸素業務
ここでは、わたしが現在行っている業務
血液浄化業務、医療機器管理業務、呼吸治療業務を説明します。
血液浄化業務
血液浄化療法とは、
体内に貯まった老廃物の排泄や代謝する機能が
正常に働かなくなった患者さんに行う治療です。
血液透析や吸着療法、血漿交換療法などがあります。
患者さんへの穿刺や機械の操作も行います。
業務内容としては、
回路の組み立てや穿刺、返血、透析装置の操作、バイタルの確認、
透析液や水質の管理、装置の管理などがあります。
多くの臨床工学技士が関わる業務です。
医療機器管理業務
病院内の様々な部署で使われている機器を
安全に使用できるように保守点検を行います。
また、機器を一括管理することで効率よく運用できるようにしています。
呼吸治療業務
呼吸が十分にできなくなった患者さんの呼吸機能を代行する
人工呼吸器が問題なく動作しているかどうかを確認したり、
人工呼吸器のメンテナンスや管理を行う業務です。
どれも他職種と協力して行う業務です⭐︎
詳しく知りたい方はこちらのページをチェックしてみてください
↓
臨床工学技士の業務
臨床工学技士なるには⁇

臨床工学技士養成校
高校卒業後、養成校に進学して、所定の単位を取得すると、
毎年3月に行われる国家試験の受験資格を取得できます。
国家試験合格することで、免許を取得することができます。
養成校
①4年制大学(臨床工学科や医用工学科など)←わたしはコレ
②短大(3年)
③専門学校(3~4年)
専攻科
医療系国家資格養成校で2年以上修業し、厚生労働大臣の指定する科目を収めた後、
専攻科に1~2年通うことで国家試験受験資格を取得する方法もあります。
専門学校が3年で1番最短で取れます‼︎
給料は対して変わらないから
すぐ現場に出たいって方は専門学校進学をお勧めします。
わたしは地元に専門学校(結構遠い)があったけど
大学を選びました。
理由としては推薦があったからです。
あと 専門学校では学べない一般教養など
学習の幅を広げたいと思ったからです。
臨床工学技士になってよかったこと
臨床工学技士の業務は、多種多様な医療機器を取り扱うため、
幅広い知識や技術が求められます。
容易なものではありませんが、
さまざまなやりがいを感じながら業務を行っています。
- いろいろな医療機器に触れることが出来ること
- チーム医療の一員として患者さんを助けることが出来ること
- 医療機器メーカーや販売業者など活躍できる場が多くある
まとめ
今日は臨床工学技士について紹介していきました。
興味を持っていただけたでしょうか??
今後、医療がどんどん高度化していくと
臨床工学技士の需要はもっと増えていくでしょう。
臨床工学技士になるのも、なったあとも大変ですが、
臨床工学技士を目指している方は
今回紹介した内容を参考にして欲しいと思います(‘◇’)ゞ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
これからもよろしくお願いします(@^^)/~~~
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